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2009-08-28 (Fri)
さて続きです。

最初何を言い出したのかと思ったんですが、よくよく聞いてみると、こんな理由から。

もう私と別れて中国に帰る。
だけど、私に対してすまないという気持ちはある。
だったら偽装結婚という罪を日本の法律で罰してもらって、刑務所で罪を償って、私への罪悪感をなくして、きれいな体で中国に帰りたい。
服役することで、罪は全部チャラになる。
その後は俺は自由になる。

「そんなにまでして帰りたいんだ・・・。わかったよ。帰ればいいよ。でも、今は離婚はしないから。以前入管に行った時も単なる夫婦喧嘩の延長でしか扱われなかったじゃないの。お互いがいやなら離婚して中国に帰ればいいって言われるだけだと思うよ」
「それでも、前の結婚は完全に犯罪おかしてるんだからさ。大丈夫、俺は捕まる」
「・・・・・」
「前の結婚のときは、中国のブローカーを介して、お金を払って結婚して、一度も同居せずだったんだから、これは完全な偽装結婚でしょ?」
「それはそうだよ。完全な偽装結婚だよ。でも、警察がそこまで動いてくれるかな・・・」
「大丈夫。俺は悪いやつなんだから、捕まえてもらわなきゃ」

突然警察に行きたいと言われた韓ちゃんにパスポートは持っているのか尋ねたら、外国人登録証は持っているけどパスポートは持っていないと言うことだったから、そのまま韓ちゃんの寮の近くまで行くことになった。
道のり約1時間半~2時間。
ガソリンを満タンにして車を走らせた。

私とは口もききたくないとばかりに、硬い表情を崩さないまま、何を聞いてもダンマリ。
途中私が自分の気持ちを話してるときににらみつけて「もういいから!どうせ今日で何もかも終わるんだから」と怒鳴ってたけど。
それでも私は一人で喋り続けていた。
かなりうざかったことでしょう。

どうせ別れることになるなら、全部吐き出してしまおうと思ったから。
でも、ぐちぐち愚痴を言っていたわけではなく、出会ってから5年、結婚してから2年5ヶ月、その間の楽しかった思い出やケンカの内容などとりとめのない話を聞かせてたほうが多かったけどね。

警察は住んでいるところの最寄りのほうがいいんじゃないかという私に断固反抗して、あくまで寮の近くを言い張る韓ちゃん。
まあ、好きにさせてあげようと思い、言われるままパスポートを取ってきた韓ちゃんと駅の前の派出所へ行った。
入る前に「ホントにいいの?後悔しない?」と再確認。
「ああ」
スタスタと歩く韓ちゃんのあとから着いていった。
もう目がいっちゃってて、もはや意地だけって感じだった。

なんて言って入るんだろうって思っていたら、これにはちょっと笑えてしまったんだけど、、
「すいませ~ん、僕悪いことしました~。捕まえてください」だったん。
警察の方も、なんだって?という顔。
「悪いことっていったい何をしたんだ」
「僕、偽装結婚やったんです」
そして3人の警察官に囲まれた。

で、事情を話すうち、韓ちゃんは椅子を勧められて、私はずっと立ち通しで、それから延々約2時間派出所で過ごすはめになった。

日常会話は、なかなか上手な韓ちゃんだが、やはり順序立てて上手く話せないのを途中私が口を挟んで説明しながらで、警察官は、こんなのは前例がないとばかりに管轄の警察署に電話をかけかけ指示を仰ぎながらの対応だった。

やはり私が言ったとおり、ちゃんとした手続きで発行されたビザだし、韓ちゃんが私との結婚で罪に問われることはないと言うもの。
悪いことは私に対してしていることで、でもそれは日本の法律で罰せられる対象にはならないと言う話を聞いて、捕まえてもらえないとわかるや、今度はこれならどうだと言わんばかりに、前の結婚はブローカーにお金を払った完全な偽装結婚ですと告白。
少し色めきたった派出所内。あわただしく県警にまた電話を入れていた。

警察署からの指示では、それについては、すでにもうその偽装結婚の相手と離婚していること、オーバースティはしたけど、中国に帰国して、1年の上陸禁止期間後に私との結婚で再上陸したわけで、今それが罪に問えるかと言ったら実証が難しいということだった。

ブローカーの名前しかわからない。ましてや、それが本名かどうかもわからない。
今住んでいる場所も分からない。
連絡先もわからない。
偽装結婚の相手のことも、名前だけで、当時住んでいた場所も分からないでは実証のしようがない。

確かに・・・。

そういえば私は、韓ちゃんがいつ結婚していつ離婚したか、ビザを得るための資料に使うため、元妻との離婚届けをデジカメで撮ってPCに保管してある。
それを韓ちゃんに言ってみた。
少しでも前の結婚のときの材料があればという警察官の言葉で、それを家に取りに行こうと言いだした。
派出所にFAXすればいいか電話すればいいかと聞いたが、FAXも電話もないとのこと。
ここで捕まえてもらえないとわかるや否や、落胆した韓ちゃんだったが、お騒がせした詫びを言って一旦派出所から外に出た。

派出所を出て、今度は家に寄ってそのデジカメのデータをコピーして管轄の警察署へ行くと言いだしたので、ええ~?と思ったけど、もうこうなったらとことん付き合おうと思って、混んでいる道をまた引き返した。
派出所で、私が結婚詐欺を働いただの、僕は騙されただの、腹の内を話したせいか、少し韓ちゃんも落ち着いてきた様子。
もちろん、私が詐欺を働いたんでも韓ちゃんが(私がじゃなく)騙されたわけでもないこと諭されてたけど。
帰り道では、私の問いかけにもぽつりぽつりと反応するようになった。
「ねえ、今みたいに私が聞いたことに、俺は言わんとか言わないで、韓ちゃんがちゃんと話してくれたらポンポンと会話になって、ケンカもしないで普通に話せるでしょ?どうせ話すんならやっぱりこういうのがいいね。ケンカにならずに済むじゃない?韓ちゃんが隠すからよけいに私も知りたくなってしまうんだよ」
無言でうなずく韓ちゃん。
「それでも俺に聞きすぎじゃない?なんで電話に出なかったの?なんでメールしなかったの?って」
「中国からもガンガン、日本からもガンガン、俺はもうストレスで・・・」
「考えてみ?俺に連絡入れれやんのは中国も同じだよ。俺は両方から責められて・・・」
今度は韓ちゃんの話が止まらない。
「でも、それって、そうしたのは韓ちゃんじゃん。だいたい二人に内緒で女遊びしている自分が悪いんじゃないの?」

またダンマリに戻ってしまった・・・。



家に着いてコピーをとって、いざ警察署へ。
はい、警察署のはしごですわ。

朝から何も口にしてない私のお腹がぐーぐー鳴いてた。



ここで少し休憩入れます。
またあとで続き書きます。
まだ長く続きますが、私も、日記とは言え記録としても残していきたいので、できるだけ詳しく書こうかなって思っています。
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